スペインってどんな国?歴史・経済・観光スポットを紹介します!【2024年】

スペインの国旗 | ヨーロッパ | 世界の国旗 - デザインから世界を学ぼう -

今日はイベリア半島の国、スペインを紹介します。スペインは長い歴史、美しい風や建物、美食など様々な魅力のある国です。ぜひ最後まで見ていってください!

目次

スペインの基礎情報

首都マドリード
人口4743万人
通貨ユーロ
首相ペドロ・サンチェス

スペインの歴史

古代ー中世

紀元前2世紀:ローマ帝国がイベリア半島を征服し、南部がヒスパニア属州となる

4018年:ローマ帝国の衰退とともに、西ゴート王国が誕生する

711年:イスラム勢力がウマイヤ朝を築き、イベリア半島のほとんどがイスラム勢力となる

722年:キリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)が始まる

1085年:カスティーリャ王とアラゴン王が結婚し、スペイン統一につかづく

1212年:ラス・ナバス・デ・トロサの戦いでキリスト教側が勝利し、レコンキスタが加速する

1479年:カスティリャ王国とアラゴン王国が合同しスペイン王国が生まれる

1492年:グラナダが陥落しイスラム勢力がイベリア半島からいなくなる

近代

1516年:カルロス1世がスペイン王に即位し、ハプスブルク朝スペインが誕生する

16世紀:スペイン黄金時代と呼ばれる繁栄期を迎え、新大陸からの富で世界の中心となる

1588年:スペイン無敵艦隊がイギリス艦隊に敗北(アルマダの海戦)してしまう

1808年:ナポレオン軍がスペインへ侵攻、しナポレオンに対してスペイン独立戦争が勃発する

南米でクリオーリョ(現地で生まれた白人)の指導のもと独立運動がおこり南米の植民地を失う

1898年:米西戦争に敗北し、キューバ、プエルトリコ、フィリピンなどの植民地を失う

現代

1931年:第一次世界大戦後、ヨーロッパで多くの共和国が誕生、スペイン第二共和政が生まれる

1936年:フランシスコ・フランコ率いる反乱軍とスペイン政府の間でスペイン内戦が勃発する

スペイン内戦はファシズムと共産主義の戦いでもありドイツやイタリア支援の反乱軍がソ連支援の政府に勝利する

1939年:フランシスコ・フランコによる独裁政権が誕生する

第二次世界大戦においてスペインは枢軸よりだったが内戦による疲労などから参戦はせず中立だった

1975年:フランシスコ・フランコが死去しスペインが民主化する

1982年:スペインはNATOに加盟する

1986年:スペインはEC(今のEU)に加盟する

2008年:世界金融危機の影響を受け、経済危機に陥る

2010年:カタルーニャ地方で独立運動が活発化す

スペインの経済

白いプリンター用紙に20ユーロ紙幣

スペインのGDPランキングは15位。メキシコやインドネシアと同程度の経済規模を誇ります。主な産業は製造業と農業で、自動車や医薬品、オリーブの生産が盛んです。スペインのオリーブ生産量は世界一位。日本でもスペイン産のオリーブはよく見ることができるのでぜひ見てください!

スペインの観光地8選

マドリード王宮/マドリード

マドリッド王宮を背景に柱と旗が上にある大きな建物

マドリード王宮はかつてスペイン王室が暮らしていた宮殿で現在は迎賓館となっています。3000室くらい部屋がありそのうち20くらいの部屋は見学をすることができます。豪華な内装をぜひ見てください。

プエルタ デル ソル/マドリード

広場の真ん中に女性が立っている

プエルタ・デル・ソルはスペイン語で「太陽の門」を意味する場所。15世紀にマドリードを囲む城壁の門の1つがこの場所に設けられました。それから18世紀になり、この場所に中央郵便局に当たる建物ができあがると、その前の広場はマドリードの中心的な存在としてランドマークのような存在になりました。

サンミゲル市場/マドリード

タパスを片手にバルのはしご! マドリードでは市場を楽しもう - Expedia JP Stories

1916年に建てられた鉄骨造りの屋内市場です。レストランや地元の食材の他にお菓子やオリーブもありお土産にも困らないそう。こういう、日本にないものとかここにかない市場、めっちゃ惹かれますよね。

サクラダファミリア/バルセロナ

サグラダファミリア, 大聖堂, アーキテクチャ, 記念碑, バルセロナ

サクラダファミリアは、ガウディが建築したカトリック教会で正式名称は聖家族贖罪教会と言います。建設は1882年で2026年に完成するそうです。僕が小学生のころ母に「サクラダファミリアは、江戸の頃から作られていてまだ完成しないんだよ」と言われワクワクしたのを覚えています。だから完成がとても楽しみです!

トレド/マドリード近郊

中央の目立つ建物がアルカサル

トレドはマドリードから約70キロの場所に位置するスペインの古都です。トレドは西ゴート王国の首都になったり様々な宗教の文化が行きかったりしたことから「町全体が博物館」と言われています。またトレドにあるアルカサル(城や砦という意味)ではスペイン内戦時、激戦が繰り広げられました。

グエル公園/バルセロナ

グエル公園は、ガウディと同じ芸術センスを持つグエイ伯爵が分譲住宅として作りました。この頃バルセロナでは工業化が進められており、人が自然と芸術に囲まれるような家を二人は作ろうとしました。しかし二人は当時の価値観では進みすぎた考えをしており、理解されず結局作られたのはガウディとグエイ伯爵の家だけでした。グエイ伯爵の没後、市に公園として寄進されました。

カサ・ミラ/バルセロナ

スペイン, バルセロナ, ガウディ, 建築, スペイン, バルセロナ

カサ・ミラ/はバルセロナのグラシア通りに面した6階建ての集合住宅。この建物もグエル公園同様、アントニ・ガウディの代表作として知られており、なんと現在も4世帯が居住しています。直線がない感じ洒落てて素敵ですね!

アルハンブラ宮殿

アルハンブラ宮殿, グラナダ, 日没, アンダルシア, モニュメント, スペイン

アルハンブラ宮殿はスペイン南部の古都グラナダにある宮殿。この宮殿は、1238年~1492年まで続いたイスラム政権・ナスル朝時代に王宮として利用されていました。この宮殿はイスラム建築の最高峰と言われ、世界遺産に登録されています。広い敷地の中で最も有名なのは「ライオンの中庭」。12頭のライオンに支えられた噴水を124本の大理石の柱が取り囲む、静かな空間が広がります。ヨーロッパとイスラムが混ざった建築がいいですね。

まとめ

スペインは、ヨーロッパの中でも特に美しい国だなと僕は感じます。中二の勝手な意見ですみません。都会の、マドリードやバルセロナも、田舎も綺麗。いつか行ってみたいなと思っています。行ったことのある人、行ってみたい人もコメント書いて欲しいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA