
この記事では、インド第4の都市であるベンガルールをさまざまな面から紹介します。ぜひ最後まで見ていってください!!
目次
ベンガルールの基礎情報
ベンガルールはインド南部のカルナータカ州にある都市圏人口が1400万人を超えるインド第四の都市。ベンガルールではIT産業が盛んで「インドのシリコンバレー」と言われれています。
ベンガルールの歴史
古代ー中世
5世紀:ベンガルールはガンガ朝によって統治されていた。
9世紀:西ガンガ朝が建てた「英雄の石」と呼ばれる石碑が建てられる←ベンガルールの名前の由来
11世紀:チョーラ朝がベンガルールのある地域を支配する。
13世紀:ホイスラ朝がベンガルールのある地域を支配する。
16世紀:ヴィジャヤナガル帝国がベンガルールのある地域を支配する。
マイソール王国時代
1687年:ベンガルールが、マイソール王国の首都となる。
1791年:イギリス東インド会社とマイソール王国との戦争でイギリスが勝利。
1881年:イギリスの直接統治下に置かれる。
独立後
1947年:インドがイギリスから独立する。
1973年:旧称バンガロールからカンナダ語のベンガルールに改名される。
1980年代以降:IT産業が急速に発展し、インドのシリコンバレーと呼ばれるようになる。
ベンガルールの気候
ベンガルールはインドのほかの都市とは違い涼しく穏やかな気候が特徴的です。バンガロールはインドの避暑地・庭園都市などと呼ばれるほど気候が良いんだそうです。ベンガルールは、気候がとても良いことから多くの外国企業が進出しています。↓
ベンガルールの経済
ベンガルールはインドの中で、ムンバイ、デリー、チェンナイに次ぐインドで4番目に経済力を持つ都市です。人口では、国内4番目の都市ですが経済で見ると人口第三の都市コルカタを上回る経済力があります。ベンガルールの主な産業はIT産業で、ITエンジニアが200万人いると言われています。ベンガルールは、IT都市なこと、インドのスタートアップ企業の多くがベンガルールで生まれることから「インドのシリコンバレー」と呼ばれています。ベンガルールには、グーグルやマイクロソフト、インテル、サムスン、フェイスブック、ソニー、ホンダ、トヨタなどの外国の企業も多く進出しています。

ベンガルールの観光地
バンガロール宮殿
バンガロール宮殿は、イギリス統治時代の1878年に建設された宮殿です。バンガロール宮殿は、イギリスのチューダー様式と、スコットランドのゴシック様式が混ざり合ったデザインとなっています。内部も一部見学可能で、見どころがたくさんです!
ヴィダーナ・サウダ
ヴィダーナ・サウダは、1956年に設立されたカルナ―タカ州の政庁ビルです。ヴィダーナ・サウダはとても大きく、その大きさは南北に約200メートル、東西に約100メートルあるそうでこれがは議会としては世界最大級なんだそうです。風格があってかっこいい建物ですね!
ラールバーグ植物園

ラールバーグ植物園は、バンガロールの中心地にある200年以上の歴史を持つ植物園。この植物園では100種類以上の植物を見ることができ、また世界各国から集められた貴重な植物も見れるそうです。園内には、湖や滝などもあるので散歩をしたり、座って休憩するのにぴったりです!
バナーガッタ国立公園

バナーガッタ国立公園は、バンガロールから約20キロ離れた南部の丘陵地帯にある1970年に設立された国立公園です。約260キロ平米の広大な公園には、動物園やサファリパーク、バタフライパークなどがあります。サファリパークでは、放たれているライオンやトラなどを、車に乗って観察することができます。動物園には約100種2,000頭近くの動物を見ることができます。
カボン公園
カボン公園は、バンガロールの中心地にある1884年に作られた歴史ある公園です。公園内では噴水や彫刻、季節の花々を見ることができ市民の憩いの場となっています。インドの喧騒から離れたくなった人は訪れるべきでしょう。
まとめ
バンガロールは、インドの中でも特に住みやすそうな街だなと思いました。デリーやムンバイにはない良さがこの街にはあると思うのでインド移住をしたい人は検討してみてはいかがでしょうか。このブログでは、世界の国・都市やインドのことを紹介するので他の記事も見てみてください!!

