
今日は東アフリカの国、エチオピア連邦民主共和国について紹介します。面白い国なのでぜひ最後まで見ていって下さい!
目次
エチオピアの基礎情報
首都 | アディスアベバ |
人口 | 約1億2800万人 |
通貨 | ブル |
言語 | アムハラ語 ኢትዮጵያ |
エチオピアの歴史
古代
紀元前10世紀頃:、ソロモン王とシバの女王の子孫であるメネリク1世がエチオピアを建国したと言われています。
4世紀頃:現在のティグライ州とエリトリアを中心としたアクスム王国が生まれ繁栄しました。
アクスム王国は独自の文字体系や通貨を持ち、キリスト教を国教として採用したことで知られています。
8世紀:イスラム教の興隆により、アクスム王国の勢力は衰退してしまいました。
中世
12世紀:ザグウェ朝が成立しました。 ザグウェ朝は、岩窟教会の建設など、独特な文化をエチオピアに残しました。
13世紀:ソロモン朝が成立しました。 ソロモン朝は、アクスム王国の王統を継承していると主張しエチオピア帝国の基盤を築きました。
近代
19世紀後半:エチオピア皇帝、メネリク2世がエチオピアを近代化し、エチオピアはイタリアの侵略に抵抗しました。
1896年:エチオピア軍は、イタリア軍をアドワの戦いで撃破しました。 これは、アフリカ諸国がヨーロッパ列強に勝利した最初の戦いであり、エチオピアの独立を保つ上で重要な役割を果たしました。
1935年:イタリアがエチオピアを侵略し、5年間の植民地支配が始まりました。
1941年:イギリス軍の支援により、エチオピアはイタリアから解放されました。
現代
1974年:ハイレ・セラシエ1世皇帝が軍事クーデターで倒され、社会主義政権が樹立されました。
1991年:メネリク2世以来122年間続いた帝政が廃止され、エチオピア連邦民主共和国が成立しました。
1993年:エリトリアがエチオピアから独立しました。
2018年:アビィ・アハメド首相が就任しました。
エチオピアの経済

エチオピアのGDPランキングは57位でハンガリーやウクライナと同じくらいの経済規模を誇ります。エチオピアの産業は農業、軽工業を中心とした製造業、サービス業でコーヒー豆の生産はとても有名です。首都のアディスアベバには経済発展を象徴するように高層ビルが近年建てられるようになりました。
エチオピアの観光スポット5選
ゴンダール
ゴンダ-ルは17世紀にエチオピアの首都として繁栄した都市です。高さ900mの城壁の中には、ゴンダール様式の教会や修道院などの建築物が立ち並んでいます。中でもヨーロッパ調のゴンダール城や、天使の絵がたくさん描かれているデブレ・ベルハル・セラシェ教会などが見所です!
ラリベラ岩窟教会群
ラリベラ岩窟教会群は1978年にユネスコ世界文化遺産に登録された11の教会から成る場所です。ラリベラ岩窟教会群は、エチオピアのメジャーな観光地となっています。この協会たちは岩を掘って作られており、ラリベラ王 が君臨していた12世紀から13世紀にかけての時期に建造されたと推測されています。
アディスアベバ
アディスアベバは人口が570万人を超えるエチオピアの首都です。アディスアベバには ホーリー・トリニティー大聖堂という大きな教会やエチオピアについて学ぶことができる数多くの博物館があります。エチオピアに訪れるさいはアディスアベバ空港を使う人が多いと思うのでぜひ観光もしてみて下さい!
シミエン国立公園

シミエン国立公園はゴルダール州に位置する国立公園でエチオピアで最も高い山とされる「ラス・ダシェン」(標高4620メートル)をはじめとする、3000メートル級の高山が連なる自然豊かな国立公園です。大渓谷や滝などの風景も圧巻なんだそうです。ぜひいってみて下さい!
ダロール火山

ダロール火山は地殻変動によって生まれた標高マイナス100メートルの谷にある火山です。地球上で最も過酷な場所」と呼ばれ、気温は夏だと50度以上になるそうです。火星みたいな風景ですね。興味深い。
まとめ
エチオピアは人口も多く将来性があるなと感じました。これからの発展が楽しみですね。このブログでは世界の国や都市についてわかりやすく紹介するのでぜひ他の記事も見てみて下さい!


