今日は中国で人気のあるSNSを8つ紹介したいと思います。中国のインターネットは世界から隔離されているので独自アプリが多いです。そのため日本人にはなじみがないアプリばかりだと思いますが、興味深い内容なのでぜひ最後まで見ていってください!!
目次
1、微信(WeChat)
WeChatは、中国のテンセントが開発した多機能SNSアプリで、中国国内で最も利用されているプラットフォームです。2011年にリリースされ、現在では月間利用者数が10億人を超える巨大なプラットフォームに成長しました。WeChatにはチャット機能だけでなくWeChat-Payのような決済機能や動画を見る機能など様々な機能があります。ただ、中国共産党がWeChat内のコミュニケーションを監視している疑惑があり、外国ではあまり使われていません。
2、抖音(Douyin)

Douyinはバイトダンス社が開発したショート動画を中心としたSNSプラットフォームです。バイトダンスは中国国内用のDouyinと世界用のTikTokをリリースしていて機能は両者ともほぼ同じ(Douyinのほうが多機能ではある)です。Douyinha中国でとても人気があり、新しい流行やミームを生み出す発信地となっています。日本はappstoreやGooglePlayからDouyinを入れることができず、私はDouyinのブラウザからダウンロードしました。結構面白いのでおすすめです。
3、微博(Weibo)

Weiboは、中国で最も人気のあるSNSプラットフォームの一つで、TwitterとFacebookの機能を組み合わせたようなプラットフォームです。2009年に新浪(Sina)社によってリリースされ、現在は「新浪微博(Sina Weibo)」として知られています。ユーザー数は5億人を超え、中国国内では日常生活や情報発信に欠かせないツールとなっています。日本のニュースでWeiboからの引用をよく見ましたね。
4、小红书(Rednote)

小红书(xiaohongshu)は近年中国で人気が増しているSNSプラットフォームです。美容、ファッション、旅行、料理などのリアルな体験談やレビューが投稿され、InstagramやPinterestに似た機能を持ちます。中国国内では「消費のガイドブック」として定着し、ECとの連携も強みです。またアメリカでTiktokが禁止されたことからアメリカのTiktokユーザーが小红书に流れてきているともいわれています。確かにDouyinやTikTokにも似ていました。
5、快手

中国の代表的なSNSアプリ快手(Kuaishou)は、短い動画の共有やライブ配信が人気のプラットフォームで、中国国内ではTikTok(抖音)と並ぶ巨大サービスです。快手は地方都市や農村部でのユーザー基盤が強く、ライブコマース(生放送を活用したECなど)やバラエティ番組など、多彩なコンテンツが特徴です。2023年時点で月間利用者数は6億人を超え、中国のデジタル経済を支える存在です。
6、哔哩哔哩(bilibili)

Bilibili(ビリビリ)は、中国で若者に人気の動画共有プラットフォームです。もともとアニメやゲームのコンテンツが中心でしたが、今では音楽や教育、ライブ配信など多様なジャンルをカバーしています。ユーザーはコメントを動画上に流せる「弾幕(だんまく)」機能も特徴的です。日本のニコニコ動画のようですね。
7、知乎(Zhihu)

中国のSNSアプリ知乎(Zhihu)は、専門家や一般ユーザーが質の高い議論を交わす知識共有プラットフォームです。「中国版Quora」とも呼ばれ、学術的な話題から日常生活の疑問まで、詳細な回答が投稿されるのが特徴です。知乎は政府の規制に従い、検閲システムを通じて政治的に敏感な内容を削除するなど、中国のインターネット政策に沿って運営されています。
8、QQ

QQは中国国内で最も利用者の多いSNSの一つです。1999年にサービスが開始され、現在ではPC版とスマートフォン版(QQモバイル)の両方が提供されており、ユーザー数は数億人にのぼります。内容はWeChatと大差ありませんが、QQは若者が多く利用するという特徴があり、すみわけがなされているそうです。
XiaobenshuとDouyinが私のお気に入りです。


