今日は南アジアの国、バングラデシュ人民共和国について紹介します。バングラデシュは北海道の二倍くらいの面積に日本よりも多い人口が暮らすなかなかカオスな国です。とても面白い国なので最後まで見ていってください!
目次
バングラデシュの基礎情報
首都 | ダッカ |
人口 | 1憶7439万人(2024年) |
通貨 | タカ |
言語 | ベンガル語 |
バングラデシュの歴史
紀元前3世紀頃:ガンジス川下流地域にマガダ国が成立し、支配下となる
4世紀:グプタ帝国が成立し、バングラデシュ全域を支配する。
7世紀:ベンガル地方にパーラ朝が成立し、文化が栄えます。
12世紀:イスラム教徒が侵攻し、イスラム王朝が成立する。
16世紀:ムガル帝国が成立し、バングラデシュ全域を支配する。
18世紀:ムガル帝国が衰退し、イギリス東インド会社がバングラデシュを支配する
1858年:イギリス領インド帝国(南アジア一帯がイギリスに)の一部となる
1947年:インドとパキスタンが宗教の違いから独立し、バングラデシュは東パキスタンとなる。
1971年:東パキスタン独立戦争を経て、バングラデシュがパキスタンから独立を果たす。
バングラデシュの経済
バングラデシュは世界GDPランキングで世界36位。マレーシアやデンマークと順位を接しています。バングラデシュは独立時、戦争と最強のサイクロンによって国はずたぼろでした。しかし、NGOなどの協力や外国からの援助によって大きく発展しました。バングラデシュでは繊維業が盛んで中国に次いで世界二位の衣料品大国となっています。
バングラデシュの観光地
アーサンモンジール
アーサン・モンジールは、別名ピンクパレスともいわれている建物です。アーサン・モンジールは、ダッカの領主たナワブ家の住居として1869年に建てられました。邸宅としては珍しいピンク色の建物、ぜひ見てみてください!
スター・モスク
スターモスクは19世紀に建てられたモスクで星の柄の描かれたタイルが一面に貼ってあります。実はそのタイルの中には富士山が描かれたタイルもあるそうです。この富士山タイルは日本から輸入されたタイルなんだそうです。スター・モスクは、イスラム教のモスクなので、女性は髪を隠すためにスカーフを持参し、露出の少ない服装で観光してください。
バングラデシュ国会議事堂
バングラデシュの国会議事堂は、モダンな外見の国会議事堂。バングラデシュ国会議事堂は20世紀を代表する建築家のひとり、ルイス・カーンによって設計されました。ごちゃごちゃしてカオスなダッカにこんなモダンな建築があるなんて驚きです。
オールドダッカ
オールドダッカはダッカの一番カオスなエリア。ダッカを流れるブリガンガ川にはショドルガットという大量の船が集まる船着き場があります。道路は味のあるボロボロのバスやリキシャ、人であふれかえっていて尋常じゃない熱気を感じることができると思います。
コックスバザール
コックスバザールはバングラデシュ南部のチッタゴン管区にある街。この街には世界一長いビーチがあります。コックスバザールのビーチは全長125キロメートルにも及んでいます。カオスで雑多な印象が強いバングラデシュにこんなきれいな自然があるなんて驚きました。
まとめ
バングラデシュは熱気、カオスさ、自然、文化を楽しむことができるとても魅力的な国だと思いました。バングラデシュは、決してきれいではありませんが僕はとても好きです。勇気のある人はぜひ行ってみてください!このブログでは世界の国や都市を中学生が紹介するのでぜひ他の記事も見てみてください!
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