今日はコンピューター企業の世界ランキングを紹介します。どんな会社か、どんなパソコンがあるのかも紹介するのでぜひ最後まで見ていってください!
目次
1、Lenovo(联想)

レノボは、1984年に中国・北京で「Legend」として設立された企業です。当初は中国国内でPCの販売やサービスを提供していましたが、2005年にIBMのPC部門を買収し、世界的なブランドとしての地位を確立しました。この買収を機に社名を「Lenovo」(Le-「Legend」の頭文字 + novo「新しい」のラテン語)に変更しました。ちなみにlenovoの中国語名は联想(Lianxiang)です。(IBMを買収した際に引き継いだ「Thinkpad」や「Yoga」「Legion」など様々なPCが人気です。私が今使っているパソコンもLenovoのThinkpadです。
2、HP

HP(Hewlett-Packard)は、1939年にアメリカのスタンフォード大学卒業生であるビル・ヒューレットとデビッド・パッカードによって設立されたテクノロジー企業です。ガレージから始まった同社は、最初はオーディオオシレーターなどの測定機器を製造していましたが、後にコンピュータやプリンター事業で世界的なリーダーとなりました。HP SpectreやHP Pavilionなどの機種が有名です。
3、Dell

デルは、1984年にマイケル・デルによってアメリカ・テキサス州で設立された企業です。創業時は「PC’s Limited」として自宅のガレージで業務を開始し、顧客に直接パソコンを販売する「ダイレクトモデル」を採用や在庫を持たない注文生産をおっこないました。。これにより低コストとカスタマイズ性の高さを実現することができ、会社は成長しました。1988年に株式上場後、1990年代にはノートPCやサーバー市場に進出し、2000年代初頭には世界最大級のPCメーカーとしての地位を確立しました。ノートPCでいえばXPSシリーズやinspironシリーズが有名です。私が中学生の時まで使っていたパソコンはDellのinspironでした。
4、Apple

Appleは1976年、スティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインによってアメリカで設立された世界的なテクノロジー企業です。最初の製品「Apple I」は手作りのパーソナルコンピュータで、その後「Apple II」が大ヒットし、個人向けPC市場を牽引しました。1984年にはグラフィカルユーザーインターフェース(視覚的にわかりやすい直感的なインターフェースのこと)を搭載した「Macintosh」を発表し、コンピュータの操作性を革新しました。1990年代には経営危機に陥りましたが、1997年にジョブズが復帰。iMacやiPod、iPhoneなどの画期的な製品を次々に発表し、世界有数の企業へと成長しました。現在はiPhoneを中心に、Mac、iPad、Apple Watch、AirPodsなど多様な製品を展開し、ソフトウェアやサービス(Apple Music、iCloudなど)も提供しています。クラスで一番、お金持ちの子がMacbookを使ってます。さすが。
5、Asus

ASUS(華碩電腦)は、1989年に台湾で設立された世界的なPCメーカーです。創業者は施崇棠(Jonney Shih)ら4人のエンジニアで、当初はマザーボードの設計・製造を主力事業としていました。1990年代には品質の高さで評価され、世界有数のマザーボードメーカーに成長。2000年代以降はノートPCやデスクトップPC、グラフィックカード、スマートフォンなど多様な製品を展開し、「ROG(Republic of Gamers)」シリーズでゲーミング市場でも存在感を発揮しています。ノートパソコンではZenBook
6、Acer

Acer(宏碁股份有限公司)は1976年に,台湾で設立された企業で、パソコンや周辺機器の開発・製造を手がけています。創業者である施振栄(スタン・シー)氏が「Multitech」として創業し、1987年に「Acer」に社名変更しました。1990年代には台湾初のグローバルITブランドとして成長し、現在はノートPCやデスクトップPC、モニターなど多様な製品を展開しています。Aspireやpradatorなどのシリーズが有名です。
7、東芝

東芝(TOSHIBA)は、1875年に創業された日本の老舗電機メーカーで、エネルギー、社会インフラ、電子デバイス、デジタルソリューションなど幅広い分野で事業を展開しています。創業時は「田中製造所」として白熱電球を製造していましたが、1939年に東京電気と芝浦製作所が合併し「東京芝浦電気」が誕生しました。東芝は、半導体(メモリチップなど)、発電プラント、鉄道システム、医療機器(CTスキャンなど)など、BtoB分野で強い存在感を示しています。また、家電製品(冷蔵庫・洗濯機など)やPC事業でも知られていましたが、近年は経営再編の一環で多くの事業を売却しています。東芝は1985年に世界初のノートPC「T1100」を発売し、ノートPCのパイオニアとして知られていました。Dynabookなどは現在でも有名です。しかし東芝のPC部門はシャープに買収されました。シャープも台湾のホンハイに買収されています。
8、IBM

IBM(International Business Machines Corporation)は、1911年にアメリカで設立された世界有数のテクノロジー企業です。当初は「Computing-Tabulating-Recording Company(CTR)」として誕生し、1924年に現在の社名に変更されました。IBMは、コンピュータの歴史において重要な役割を果たし、メインフレームやPCの開発で知られています。また様々な発明品でも知られていてハードディスク、フロッピーディスク、ATMなどはIBMの発明です。
9、NEC

NEC(日本電気株式会社)は、1899年に設立された日本の老舗電気機器メーカーです。通信機器を中心に創業し、戦後はコンピューターや半導体、家電製品など幅広い分野で成長を遂げました。1980年代には「PC-9800シリーズ」で国内PC市場をリードしました。NECのパソコン事業は、「LaVie」シリーズ(ノートブック)や「VALUESTAR」(デスクトップ)などが有名です。特にLaVieは軽量・高性能を特徴とし、個人向けからビジネス向けまで幅広いラインナップを展開しています。一方、2010年代以降はグローバル競争の激化により、パソコン事業をレノボと合弁化(NECレノボ・ジャパン)し、家電事業からも撤退しました。
10、富士通

富士通の歴史は、日本初の商用コンピュータ「FACOM 100」(1954年)の開発に始まり、その後もメインフレームやスーパーコンピュータの分野で高い技術力を発揮してきました。1990年代以降は、パソコン市場にも参入し、特に日本国内で「FMV」シリーズを展開。ビジネス向けノートPC「LIFEBOOK」やタブレット型端末など、高品質で堅牢な設計が特徴です。しかしグローバルな競争の中で富士通のパソコンを選ぶ人は減ってきています。

中国や台湾の企業の躍進がすごいね!日本も頑張ってほしい。日米半導体協定を許さない、、、。